ひぎり地区の小学生を対象に街の歴史を歩いて学ぶ催しが8月4日に行われた。
「自由研究おたすけ'し'隊」と題して、夏休みの勉強に役立ててもらおうと行われたもので、小学生18人が参加。同地区に伝わるおとぎ話を聞いた後、日限地蔵尊を見学、古道を歩きながら歴史や昔の様子を学んだ。実地での勉強が終わった後は日限山自治会館で地域の大人たちがサポートしながらレポートにまとめるところまで実施した。
参加した永谷小学校1年の村松拓真君と日限山小学校1年の田中邦(くに)君はそれぞれ「楽しかった」と話していたほか、付き添った2人の母親は「子どもの勉強になるし、自分も知らないことがあった。自分の住んでいる街が分かって良かった」と感想を話していた。
主催したのはひぎり郷土誌編纂委員会(齋藤史明会長)とひぎり連合自治会(森田嘉久会長)。1969年に造成された同地区では、半世紀を迎える2019年を目途に郷土誌を発行しようと取り組んでおり、その作業の中で子どもたちにも街の歴史を知ってほしいと今回の企画を考えたという。齋藤会長は「来年も企画できれば」と語っていた。
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