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港南区・栄区版 公開:2015年9月3日 エリアトップへ

国際ロータリー第2590地区(横浜・川崎)ガバナーを務める 箕田 敏彦さん 港北区在住 83歳

公開:2015年9月3日

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「社会貢献こそ、我が人生」

 ○…「生きている以上、みなさんのお役に立つことが必要」ときっぱり。社会奉仕のため、様々な活動を世界中で展開しているロータリークラブ。約2200人の会員からなる「第2590地区」(横浜・川崎、59クラブ)の統括役・ガバナーを1年間務める。

 ○…同地区の今年度の方針は「ロータリーの原点とその心を大切にしよう」。「自分の職業の倫理性を高め、それを通じて広く世に貢献することが原点で、その心を未来につないでいきたい」と話す。方針説明のため全59クラブの例会に直接参加する。「なるべく早めに各クラブをまわりたい。いまは休みがほとんどありません」と、精力的に活動。「特別なことではなく、世の中の人がみんな幸せになれるような取り組みをしていきたい」と抱負を語る。

 ○…中学2年で終戦を迎え、「自分がどう生きたらいいかわからなかった。とにかく食料がない。芋のつるを煮て食べたりした時代」だった。戦後の現状を目の当たりにした経験から「若い子どもたちに動物性たんぱく源を供給するのが、戦後の自分のやるべき仕事だ」と使命感に燃えた。東京水産大(現・東京海洋大)に進学し、漁業を勉強。卒業後は南氷洋などで捕鯨を行う会社に就職し、学校給食などの鯨肉や鯨油を海外に輸出することで、戦後日本の外貨獲得にも貢献した。

 ○…父が体調を崩し入院したのを機に、父の経営する不動産業を営む箕田合資会社の代表社員に。四半世紀におよび会社の舵を取ってきた。「会社を継いだ頃、日本の食料事情も安定してきた。次に社会に貢献するためには何をすべきか」を考え、青少年育成や、街の奉仕活動に力を注ぎたいと、名門・横浜ロータリークラブへ入会した。「会社の業務もあり、多少大変な思いをするかもしれない。しかし、社会に貢献する活動をしてこそ、私の生きる意味がある。だから頑張れる」と、使命感は若き日から変わらない。

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