港南区・栄区版 掲載号:2015年9月10日号
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横浜女子短期大学の学長として、港南台地区社協創立35周年記念講座で講師を務める 平野 建次さん 東京都在住 79歳

1人ひとりが煌めく宝

 ○…港南台で30年以上の歴史を持つ横浜女子短期大学は毎年、年末に港南台駅前で行われるイルミネーション点灯式に参加しているほか、学生による区内保育園での絵本の読み聞かせなどにも取り組む。「学校として貢献しながら、地域と良い関係を築いていければ」。港南台地区社会福祉協議会が9月17日に開催する創立35周年記念の「ふれあい講座」の講師に、と声がかかった際には快諾するだけでなく、同短大の合同教室を会場として提供するなど地域への協力を惜しまない。

 ○…講演テーマの「おさなごにまなぶ」は、創立者で先代学長の母・恒(つね)さんが口にしていた言葉。保育者をはじめ、大人のあるべき姿勢を表したもので、「子どもはそれぞれ違っていて、1人ひとりが宝。大人が学ぶつもりで、日々まごころを込めて育てることが大事」。また子育ての原点は親子にあり、親に代わることはできないとする一方で、「子どもたちの豊かな成長に寄り添うことができる『保育』の世界には夢がある」と優しく笑みをこぼす。

 ○…大学時代まで藤沢市で過ごし「湘南特有の温かい雰囲気がいい」と、ふるさとには今も特別な思いがある。優しかった母は、一方で言葉遣いや礼儀などには厳しく、幼少期に浮かない顔で手伝いをしていると「嫌々では良い仕事はできません。それならもう頼みません」と諭されたことも。「今思えば当たり前のことだけど、大人になって役に立ったことばかり」。1998年にその母も他界したが、学長の立場とともにその遺志は引き継がれている。

 ○…同短大附属幼稚園では園長として、園児たちと童謡や外国の曲を楽しむ。「英才教育ということではなく、感性を伸ばすために」。向き合って歌うことは、言語表現の未熟な子どもにとって大事なコミュニケーションの1つだという。「愛されて育てば、他人にも愛を与えられるようになる。そして子どもは、そこを敏感に感じ取るもの」

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