日下地域の住民ら54人が集まり、まちの将来を語り合う場「ひした未来カフェ」が8月29日に日下地域ケアプラザで行われた。
これは地域福祉保健計画の地区別計画を策定、検討する一環で行われたもので、3月に引き続き2回目。従来の地区別意見交換会という形ではなく、子どもや子育て世代など若い世代にも参加してもらいたいと飲み物やお菓子も用意され、形式もテーブルごとに意見を述べ合う「ワールドカフェ」という手法。カジュアルで自由な雰囲気で行われた。
当日は現在行われている地域活動の洗い出しと、足りていない活動とやりたい活動、そして「5年後、どんなまちになっているだろう」をテーマに話し合い、多数の意見やアイデアが出された。例えば、趣味やスポーツ、健康づくりなどを通じて交流する「おとなの部活」や戦争体験者が今後少なくなってしまうことを見越し、戦争の体験を語り継ぐ必要性などの意見が出されたほか、フェイスブックに未来カフェのページを作り、情報を発信できる場を作りたいなど、若い世代ならではの意見もあった。
子どもたちも通学路の安全について意見を発信するなど積極的に参加し、同地域ケアプラザの沼佐代子所長は「未来である子どもの意見は重要」と語ったほか、「この話し合いを通じて、目指すべき柱が見えてくれば」と狙いを話していた。
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