自治会町内会の役員や民生委員・児童委員などの各種嘱託委員、ボランティア、区職員など地域活動に取り組む人がともに地域づくりを学ぶ「学び舎ひまわり」(藤田誠治校長)が3期目を迎え、9月12日に区役所別棟で開校式と座談会を開催した=写真。
この取り組みは港南区連合町内会長連絡協議会と港南区役所などが2013年から開始した取り組みで、地域づくりの担い手育成などを目的に、講義や地域行事の視察などから地域づくりを学んでいくというもの。今年は区民29人と区職員9人が参加しており、来年2月の卒業式まで月1回程度のカリキュラムをこなしていく。また今年から、港南区社会福祉協議会も主催団体に加わっている。
開校式で藤田校長は、「机を並べて学び合う場で、各自の経験を生かしてほしい。地域と地域、地域と行政がそれぞれ良きパートナーになっていければ」とあいさつ。また高森政雄名誉校長は、「時間はかかるかもしれないが、皆さんの取り組みによって地域は変えていける」と受講生を激励した。
その後に行われた座談会には、2期卒業生の2人も参加して学んだことなどを紹介。昨年参加した若林諭さんは、「地域を良くしたいという、同じ思いのメンバーが集まっているので自然と仲間ができる」と話したほか、「まずは他の地域の事例を真似してみることも大事」と3期生にアドバイスしていた。
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