第70回国民体育大会(国体)のボウリング競技会が9月27日から10月2日まで和歌山県の「紀の川ボウル」で行われ、横浜南陵高校の菊地慎(まこと)教諭=今号人物風土記で紹介=が神奈川県代表として、成年男子の部団体戦の2人チーム戦、4人チーム戦で優勝を果たした。神奈川県勢は2人チーム戦2連覇、4人チーム戦では国体初優勝となる。
2度目の国体出場
東京で行われた2013年大会以来の国体出場となった菊地さん。2人チーム戦では日本代表チームの主将・佐々木智之さんとのペアで臨み、予選前半の3ゲームを終えた時点で2位に136点差をつけて1位を独走したが、後半3ゲームと決勝1ゲーム目でスコアを落とし、16点差にまで詰め寄られる接戦に。だが正念場の2ゲーム目で菊地さんは、245点という好スコアを叩き出すなど、その後もリードを守り切り、神奈川県勢として昨年に続く2連覇を果たした。
4人チーム戦は初V
実業団でも活躍する川田光一さん、斎藤祐太さんの2人を加えて臨んだ4人チーム戦では予選を1位で通過すると、決勝ではさらに差を広げて優勝。過去最高だった昨年の4位入賞を超え、国体で初優勝に輝いた。菊地さんは「強い神奈川を取り戻すきっかけにしたい」と喜びを語った。
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