港南公会堂で10月16日、大地震などの災害発生に備えた避難訓練を、家庭防災員の研修中に実施した。
港南公会堂での行事中に区民を対象として行う訓練は初めてで、参加者は研修冒頭で実施することを知らされた。訓練は研修中に震度5強の地震が発生したという想定で開始。地震発生のアナウンスを聞いた参加者は即座に机の下に入り、身を守る体勢に。その後、公会堂の職員や港南消防署の署員によってエレベーターホールまで誘導された。
整列した参加者全員の安否を署員らが確認し、訓練は終了した。同署の近藤顕司予防課長は「実際に起きた場合も、今回のように落ち着いて迅速に行動してほしい」と参加者に伝えた。
区職員によると、当日は悪天候だったためエレベーターホールに誘導されたが、本来公会堂で地震が発生した場合は屋上へ避難し、火事を伴わなければ内階段を避難経路にして別棟駐車場まで移動するという。
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