洋菓子店「プチ・フルール」上大岡京急百貨店1F本店で、11月13日から桜岡小学校3年3組の児童36人が考案したロールケーキが期間限定で販売される。
これは横浜商工会議所が主導して開発した菓子ブランド「よこはまおやつ」の新企画。よこはまおやつを製造販売するプチ・フルールなどの洋菓子店が地域と結びつきを深める事が目的で、桜岡小も総合学習の一環として企画に参加した。
児童はプチ・フルールの込山剛輔チーフからロールケーキの作り方を聞きながらアイデアをまとめ、最終的には「クラッシュキャラメルロール」と「抹茶クリームロール」の2つを提案。込山チーフは児童のアイデアを基に試作を重ねたという。
10月30日には桜岡小で試食会を実施。児童に完成したケーキを披露すると、大きな歓声が上がった。クラッシュキャラメルロールは児童のアイデアどおり、キャラメルを砕いたものがクリームに入り、しゃりっとした食感がアクセントに。ただし、「上からとろっとキャラメルソースをかける」という要望に関しては「持って帰ってもらう時に箱が汚れてしまう」(込山チーフ)ことから難しく、その部分は代わりにキャラメル味の生クリームでデコレーションされた。このケーキは11月13日から11月末日まで1本1500円(税別)で販売される。
一方、抹茶クリームロールは「クリームは苦く、生地は甘く」というリクエスト通り、ほろ苦い大人のケーキに仕上がった。また、上にいちごを乗せ、クリスマスシーズンにぴったりとの児童の声があったことから、12月23日から25日までの期間限定で1カット450円(税別)で販売される予定だ。
試食した児童は「想像よりもおいしかった」など口々に感想を話したほか、宇佐美直緒(なお)君は、自分たちが考えたロールケーキが完成したことを喜びながら、「これが売られるんだなってドキドキする。売れると思います」と笑顔で語っていた。
上大岡小も考案
上大岡小学校の児童も洋菓子店「ブルーヘブン」と一緒にロールケーキを製作。こちらは「港南サンフラワーロール」として1カット380円(税別)で11月末日まで販売されている。
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