港南区民対象のウォーキングイベント「港南ふれあいウォーキング」が11月29日に開催された。主催は同実行委員会と港南区役所。
当日は約500人の区民が参加。港南ふれあい公園をスタート・ゴール地点として、日野を歩く4Km、日下を歩く5Km、野庭を歩く8Kmコースが用意され、参加者は坂道や階段などがあるコースを元気よく歩いた。
公園内には食生活等改善推進員会や保健活動推進員会など各団体が、活動紹介やPR・啓発ブースを設置し、ゴール後に見学してもらう試みも行われた。
5Kmコースを歩いた東永谷に住む鈴木冴子さん(76)と高山和枝さん(72)は「普段から歩くようにしているが、参加することで、より歩こうという気持ちになる」と笑顔を見せた。また、港南区障害者団体連絡会の早坂由美子会長は障害のある息子と参加。早坂会長は「多くの人に話しかけてもらった。イベントに(障害者も)一緒に参加することが一番理解につながる」と語る一方で、コースに階段があることやハガキで参加申込が必要だったことにふれ、「障害者もより参加しやすいようになれば」と話していた。
実行委員会の守分光代委員長は「多くの人と一緒に歩くことでふれあいになるし、ふるさとを知るきっかけにもなる」と振り返ったほか、「手軽にできるウォーキングを続けてほしい。運動していない人には、地域の方が声をかけてウォーキングの楽しさを伝えてほしい」と呼び掛けていた。
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