港南区内の小中学生と地域住民らが協力し、中学校区ごとにより良い街づくりを考え活動する取組み「港南区こどもフォーラム」の報告会が11月21日、港南公会堂で行われた=写真。
18回目を迎える今年も7月ごろから各地域で活動。地域にあるケアプラザや高齢者施設、警察署や土木事務所などに実際に足を運ぶなどしながら、それぞれの活動に取り組んだ。
日限山中学校区グループは高齢者との交流をテーマに、特別養護老人ホーム「芙蓉苑」を訪問。発表では「最初は何を話したら良いか分からなかった」と明かしつつ、「話せないでいるとお年寄りの方から話しかけてもらえて嬉しかった」と感想を話した。また「話し方や声の大きさも大事だけど、何より笑顔は人を安心させるということを改めて実感した」と報告していた。
フォーラムを主催する港南区青少年健全育成を推進する会の藤田誠治会長は、「いろいろな経験は、それを通じて他人の気持ちが分かるようになり、優しくなれるもの」と児童生徒に語りかけ、「どれも素晴らしい発表だった。参加したメンバーだけでなく、家庭や友人など各地域で共有してほしい。そういう場を作っていかなければと思う」と感想を話していた。
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