上永谷にある永谷天満宮（川辺浩司宮司）で１月14日、恒例の「さいと焼き」が行われた。
さいと焼きは正月の注連縄飾りや門松を焼くことで、出迎えた「歳神（としがみ）様」を炎とともに見送り、１年間の健康や五穀豊穣を祈る慣わし。同神社では氏子会を中心に毎年準備を行っているという。
当日は川辺宮司らによる神事が行われた後、「焼納の儀」として地域住民によって持ち寄られた飾りなどに火がつけられた。参列者は勢いよく燃える炎の周りを囲み、静かに祈っている様子だった＝写真。
火は２時間以上にわたって焚き上げられ、締めくくりには、氏子会が早朝から用意していた三色団子が焼かれていた。
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