港南区小学生野球連盟(KBBL/田野井一雄会長/篠原元治理事長)が今年で40周年を迎えた。市内のホテルで先月20日、記念祝賀会が行われ、関係者ら約130人が一堂に会して更なる発展と飛躍を誓い合い、親睦を深めた。
同連盟が設立されたのは1976年。この年に始まったリーグ戦には6チームが参加した。3年間で参加チームは38チームにも増え、79年には高学年のAリーグと低学年のジュニアリーグに分けてリーグ戦を展開。最盛時の83年にはAリーグに73チームが参加し、ジュニアリーグも82年に39チームにまで増えた。
これまでに同連盟に加盟するチームからプロ野球選手を輩出している。横浜DeNAベイスターズの黒羽根利規捕手は「上大岡ハンターズ」に所属していた。16年度に阪神タイガースにドラフト4位で入団した望月惇志投手は「東芹が谷ジュニアフェニックス」に8年間在籍していた。
ただ、チーム数は市内でも屈指の数を誇るものの、少子化の影響で徐々にチームが減少。現在はAリーグに24チーム、ジュニアリーグに20チームが所属し、運営している。
この日の式典では、田野井会長らが壇上に上がりあいさつし、地元の選出の菅義偉内閣官房長官の祝辞が紹介された。
田野井会長は「歴代の会長をはじめ、各チームの監督やコーチ、保護者の方々のご尽力に敬意を表する。2019年にラグビーワールドカップ決勝が横浜で開かれ、20年は東京オリンピック・パラリンピックが続く。多くの国民がアスリートから夢とロマンと感動を享受する。これからの時代はアスリートが担っている」とコメント。
篠原理事長は「少子化でどのチームも選手確保に苦慮しているが、こうした環境の中で各チームの指導者や保護者が部員募集に努力し、大会を盛り上げてくれている。子どもたちの健全育成に日々情熱を注いでいる方々に感謝したい」とコメントを寄せた。
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