港南区役所、港南警察署、港南防犯協会による防犯・防災キャンペーンが11日、港南署前で開催された。
同署では「3・11」以降、署内で被災地の当時の写真パネルなどを展示してきたが、震災から5年の今年は通行人に呼びかける街頭キャンペーンを展開した。
防犯協会の事務局を務める齊藤陽子さんは岩手県宮古市の出身で、生まれ育った地が津波の被害にあった。「生まれた町が『消えた』ことにただ涙が出てきて、それ以外何も考えられなかった」と、被災直後に帰郷した時のことを振り返る。
今年のキャンペーンでは同市の作業所で作られているアクリルたわしを配布した。「今後も目に見える形での被災地支援を続けていきたい」と話していた。
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