5代目「横浜スカーフ親善大使」の1人に任命され、PRに取り組む 後藤 慎子(みつこ)さん 日野南在住 54歳
「折り返し地点」からの挑戦
○…横浜生まれのシルク製品ブランド「横浜スカーフ」のPRを担う親善大使に、今年は10代から50代まで各年代の女性6人が選ばれた。「人生を100年とすると50歳で折り返し地点。私ももっと、初めてのことや好きなことに挑戦してみたい」。今回の応募もその1つだった。スカーフはこれまでも活用してきたが、「結び方が108通りもあるなんて知らなかった。便利で楽しめる横浜スカーフの魅力を広めていけたら」。
○…港南区民活動支援センターでの相談員時代を経て、現在は神奈川区役所で地域元気推進員として働く。地域活動に積極的な人と接する機会が多く、「皆さん本当に生き生きしている」。刺激を受け、7年前にはメーク講師の資格に挑戦。その力を高齢者施設などで発揮することも少なくない。「表情を明るくするのに、お化粧だけでは難しいこともある。シルク100%の横浜スカーフは光沢があるから、マイナス5歳くらいに見せてくれるはず」
○…高校生まで長崎県佐世保市で過ごした。ファッション誌で見る「都会のオシャレ」に憧れ、自身も取り入れていたつもりだったが、「あれはちょっと勘違いした格好だった」と笑って振り返る。それでも、ファッションを楽しむ気持ちは変わらない。「新しいものや流行のアイテムを取り入れてみると、ちょっと気持ちが高まったりする。今年はどうやらスカーフが流行るみたいですよ」
○…2年前からコーラスグループ「MiTAMA Voice Harmony」に所属し、週1回、歌の練習に励む。活動の中でアフリカンフェスティバルのステージにも立ち、「『人生初』を楽しんでいきたい。そんな意識だと、平坦な生活も潤ってくる」と目を輝かせる。その姿はまた、母として息子にも向けている。「失敗を恐れずに『チャレンジしてみなよ』って言葉でいうよりもきっと、楽しんでいるのを背中で見せる方が説得力あるでしょ」
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