神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港南区・栄区版 公開:2016年5月12日 エリアトップへ

熊本地震 「今後は心のケアが大切」 日赤県支部 派遣第1班が報告会

社会

公開:2016年5月12日

  • LINE
  • hatena
現地の状況を語る中山医師(写真左)
現地の状況を語る中山医師(写真左)

 熊本地震の発生を受け、日本赤十字社神奈川県支部から現地に派遣された救護班の第1班が活動を終え、4月27日に同支部で報告会を開いた。

 今回派遣されたのは横浜市立みなと赤十字病院の中山祐介救急部長を班長とする医師や看護師、薬剤師ら10人。中山医師らは地震発生直後から体制を整え、18日に県支部を出発。20日昼に熊本赤十字病院に到着し、すぐさま近くの避難所、益城町総合体育館で診療支援に従事した。中山医師は「当時は行政の被害把握や診療体制も整っておらず、特に幼児・子どもの医療のニーズが高かった」と混乱していた現場を振り返る。

 その後も、余震を恐れて車中泊で避難する人々に「エコノミークラス症候群」の危険性を知らせる啓発活動のほか、南阿蘇中学校の避難所では衛生管理の問題からノロウイルスが蔓延するのを阻止するためにトイレや調理場位置の変更、土足エリアの制限などを地元の保健師らと一緒にアドバイスした。「トイレに並ぶのを嫌って水分を取らず脱水症状になる人やストレスで不眠に悩む人も多かった。今後は心のケアや、地元の医療機関などにできるだけ早く引き継ぐことが大切。その橋渡しが赤十字の使命」と語った。

 県支部からは今後も秦野や相模原の赤十字病院からも救護班を派遣し、5月下旬まで支援を続ける。

港南区・栄区版のローカルニュース最新6

みなとみらいで「スター・ウォーズ」の世界を体感

みなとみらいで「スター・ウォーズ」の世界を体感

4月26日〜5月6日、イベント多数

4月19日

三溪園 重要文化財の内部を期間限定で特別公開

浜なしに授粉作業

栄区上郷町 森果樹園

浜なしに授粉作業

4月18日

懇親会で意見交換

港南区スポーツ協会

懇親会で意見交換

4月18日

スポーツ&観光をPR

横浜市の魅力発信

スポーツ&観光をPR

特別『るるぶ』を発行

4月18日

「ゆず」がこけら落とし公演

横浜BUNTAI

「ゆず」がこけら落とし公演

新たな歴史刻む

4月18日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook