港南区獣医師会(太田雄一郎会長)と港南福祉保健センターは先月24日、長寿動物の飼い主表彰を港南公会堂で実施した。16歳以上の犬猫(普通表彰)と獣医師会の推薦を受けた20歳以上の犬猫など(特別表彰)の飼い主が対象になるもので、今年は普通表彰に犬94匹、猫4匹、特別表彰に小型犬1匹、猫3匹が該当し、それぞれの飼い主に表彰状が贈られた。
表彰式であいさつに立った太田会長は「40年前は雑種がほとんどで、当時は10年生きたら大したものと言われていた」と振り返り、「人と同じように、長生きするだけではなく『健康で』長生きすることが大事になってくる」と話した。
長寿のための肥満予防
この日は長寿動物の健康管理をテーマに、ニュートン動物病院(上永谷)の高橋誠之院長による講演も行われた。高橋院長は「カロリー制限により肥満を防ぐことで寿命は2年ほど違ってくる」と話し、「これは人間でいうと8年〜10年に相当する」とケアの重要性を説明した。
また認知症予防についてもふれ、「規則的な生活が大事。高齢だからこそ、積極的に声をかけるなどのコミュニケーションや散歩によって刺激に接する機会を確保してほしい」と呼びかけていた。
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