デイサービス利用者の前で落語を披露した瑞鳳君（左）と花帆さん
上永谷の禅寺・貞昌院で落語を学んでいる永野小学校４年生の児童２人が３日、東永谷地域ケアプラザを訪れ、デイサービス利用者の前で落語を披露した。
２人が落語を学び始めたのは１年生のころ。真打の金原亭馬治さんから月に１回ほどの指導を受けている。この日、貞昌亭瑞鳳（みずほ）君は「牛ほめ」を、貞昌亭花帆（かほ）さんは「元犬（もといぬ」をそれぞれ披露して笑いを誘った。
高座の後、「好きな落語家は」と問われると、２人は「金原亭馬治です」と声を揃えて師匠の名を挙げ、会場からは温かな拍手が送られた。終演後には、利用者１人ひとりと握手をする場面もあった。「また来てくれよな」「えらいねぇ」と声をかけられるなど、和やかな雰囲気に包まれていた。
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