上大岡西にある鹿嶋神社(松本小寿恵宮司)で1月9日、長年続く恒例行事の「どんど焼き」が行われた。
これは書き初めや門松、正月飾りを集めてお祓い後に焚き上げ、1年間の無病息災などを祈る行事。同神社では氏子会が中心となり、昨年秋から準備を行ってきた。総代の福嶋浩之さんによると、餅の枝は区内の公園から今年も1200本用意した。近隣の上大岡小学校の5、6年生も協力し、朝から枝に餅をつける作業を手伝ったという。
境内は親子連れなど多くの地域住民でにぎわい、勢いよく燃える焚き上げの炎で餅を焼いて食べながら、暖を取っていた。家族で参加した池田和佳子さんは「初めて参加したが、小学1年生の子どもも、どんど焼きの意味などが分かってきた様子」と話していた。
松本宮司は「天候も心配されたが、無事に開催できて安心した。多くの笑顔が見られて良かった」と話していた。
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