社会福祉法人そよかぜの丘(港南4丁目/高森政雄理事長)が運営の生活介護事業所「あ〜すそよかぜ」が日野1丁目に完成し、今月1日、開所式が開かれた。利用者や施設職員のほか、近隣住民や行政関係者らが参加し、待望の施設の誕生を祝った。
生活介護事業所は障害のある人を対象に日常生活の支援や相談、介護などを行う通所型の施設。支援を通して、生産活動や創作活動の機会をつくり、身体能力や日常生活の維持・向上を図る。同法人が運営する同様の生活介護事業所の利用者の増加に伴い、新たな施設の整備は念願だった。
あ〜すそよかぜの定員は20人。利用者は畑作業やポスティング、創作的活動に取り組むという。建物は2階建てで床面積は約336平方メートル。芹が谷の根本建設が設計と施工を手掛けた。
開所式であいさつに立った高森理事長は「利用者の家族や関係機関と連携を強化しながら、生活介護事業所としての役割をしっかり果たしていきたい。皆様の理解と支援、協力が必要。心からお願いしたい」と話した。
また杉玲子所長は「みんな楽しく過ごせて温かい事業所にしていきたい」とあいさつし、理解と協力を呼びかけた。
代表してあいさつした男性の利用者は「初めてで不安もあるが、ゆっくりのんびり自分のペースで過ごしたい」などと話した。
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