港南区・栄区版 掲載号:2017年3月16日号
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栄区仏教会の会長を務める(菅谷山長光寺住職) 菅原 紹雄(しょうゆう)さん 栄区小菅ケ谷在住 74歳

”和”こそ価値あり

 ○…横浜市内各区にある仏教会で組織される横浜市仏教連合会。三仏忌(花祭り、成道会、涅槃会)を行うほか、毎年行われる神奈川県戦没者慰霊堂(港南区最戸)での追悼式など、組織が一体となった活動も多い。栄区仏教会には宗派を超えた14カ寺が所属。2015年4月に会長となり、1期2年の任期を今月で終える。「和を以て貴しとなす。仲間の存在が大切」とチームワークに価値を置く。

 ○…本郷台駅前での募金活動は、1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに、発生した1月17日に毎年行ってきた。寄付金は震災遺児支援を目的に、遺児たちが成人する20年後までと決めていたが、2011年に東日本大震災が発生して以来、3月11日も駅前で活動するようになった。「自然災害には勝てない」。抗えない自然の脅威を前にし、できることに努めてきた。寄付金は全額、被災地であしなが育英会が運営する施設に直接送っている。

 ○…産まれてすぐ、父親が太平洋戦争で中国に出征。戦争が終わり、4年後に帰還できたものの、親子の関係構築に悩んだ。戦争が奪ったものの大きさを、身をもって実感したからこそ、モノが溢れる現代において「果てしない欲望を捨てることが大切」とも説く。「今の生活に満足することはない。自分を内観して、お互いが見栄を捨てることで戦いはなくなる。親鸞聖人が言われた『世の中安穏なれ』を願わざるにはいられない」と淡々と語る。

 ○…浄土真宗本願寺派菅谷山(かんこくさん)長光寺の27代目住職。同寺は鎌倉時代の1186年に創建されたとされている。その後、場所を変遷しながらも、江戸時代には同地で本郷小学校の前身である寺子屋として地域で栄えた。「誰もが入って来られる、文化発祥の地だった」。目指すのは、かつてのようにお寺を活気ある場にすることだ。「誰もが出入りできるような地域の1つの場にしたい。仲間と協力していけたら」

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