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優秀教育実践校に選ばれた上永谷中学校の校長として、学校づくりに取り組む 北見 俊則さん 金沢区在住 60歳

掲載号:2017年3月30日号

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より良い世の中作るため

 ○…2014年度に同校に赴任してすぐ、地域とともにある学校づくりを目標に「上中大好きな仲間たちの大きな輪をつくる構想」を掲げた。「北見の妄想だ」と周囲に笑われたが、翌年度に地区懇談会を初実施。全校生徒、教職員、地域住民、小学校の教諭が地域課題などを一緒に話し合う機会は、生徒たちの内面にも効果があった。地域行事に参加する中学生ボランティアは、赴任時の10数名から今年度は200人以上に。「役立てたと感じることが、自己肯定感につながってきた」と取組みに胸を張る。

 ○…大学生の頃、全国に吹き荒れていた”校内暴力”という現状に危機感を覚え、教員を志した。「今の教育を変えなければ、日本の未来はない」。教員になる直前、レクリエーションと出合う。「レクで人が変わるなら、レクで学校現場を変えてみよう」と学校レクリエーションの全国組織を立ち上げた。「学校がより楽しく面白い場所になれば、子どもたちも主体性を持ち、自分たちの手で学校生活をつくっていけるはず」と活動を広げてきた。

 ○…45歳で悪性リンパ腫を患った。仕事を休み、治療に専念すると同時に、自分の人生を考えた。そんな時、より良い世の中を作るために社会に貢献する人材を育てる試み「志教育」に出合った。「自分の志は何か」。志ある若者を育てる、地域とともにある学校をつくる、全国の学校の先生の元気を応援する―。初めて3つの志を立て、教員としての再スタートを切った。

 ○…60歳を迎え、昨年改めて志を見つめ直した。「生命体としての地球を救うために、”志共育”の渦に世界中を巻き込み、良い世の中をつくる人々を育て、つなげる―」。座右の銘はドイツの教育学者ジェステルリッヒの格言”進みつつある教師のみ、人を教うる権利あり”。「生まれてきたことには意味がある。皆がそれぞれの使命を明確にして、良い世の中を作りたい」。教師自らが進み続ける。
 

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