ドライバー平均飛距離２８０ヤードを出すという林君
日野南中学校（港南区）３年生の林恭平君＝写真＝が、今年３月17日に千葉県で開催された「関東中学校ゴルフ選手権春季大会」に出場し、スコア68で初優勝を飾った。同月28・29日に滋賀県で行われた全国大会では10位タイだった（スコア初日72／２日目77）。
ゴルフ好きな父・利雄さんの影響で、幼稚園児の頃から少しずつゴルフを始めた林君。８歳のとき、利雄さんと一緒に第百ゴルフクラブ（栄区）を訪れボールを打ったところ「いきなりきれいなスイングを見せた」と利雄さんは振り返る。 当初は磯子区のスクールに通いながら遊び感覚で始めたゴルフだったが、８歳で初試合となる全国規模の「ヨネックスジュニアゴルフ選手権大会」に出場し、スコア１２０で終えた。悔しさを感じた林君は、競技として本格的にゴルフを開始し、翌年の同大会ではスコア84を打ち出した。
これまでも多くの大会で上位成績を記録。中学生になってからは週４日、放課後に第百ゴルフクラブを訪れ、独学で練習を重ねている。現在は７月下旬に千葉県で開催される「関東ジュニアゴルフ選手権」での優勝を目指し、特訓中だ。
林君は「将来はプロゴルファーになりたい。アダム・スコットのようなプレイも態度も素晴らしい選手が目標」と夢を語った。
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