栄区では近年、二輪車の交通事故が増加しており、栄警察署は6月を二輪車交通事故防止強化月間と位置付けて対策を強化する。
栄警察署によると、区内で昨年1年間に発生した交通事故は217件。そのうち二輪車の事故は88件で、全体の40・6%を占めた。前年(74件、33%)と比較しても増加しており、神奈川県内で4割を超えたのは保土ケ谷区と栄区のみで、栄区は県内で2番目に高い数値となった。
対策の1つとして同署は栄交通安全協会などと協力し、6月2日(金)に本郷台駅前で啓発キャンペーンを実施する。事故を未然に防ぐために交通ルールの順守を呼びかけるほか、事故に遭った際に命を守るプロテクターの着用も推進する。
同署交通課の担当者は「二輪車は車体が小さいため実際よりも遠く、遅く見られがち。事故の多くは朝夕の通勤時間帯の交差点で発生しているので、交差点では速度を落として安全に走行するように心がけてほしい」と注意を呼びかけている。
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