市会議員 たのい一雄 市政報告 「皆さん、がん検診を受けて下さい」 がん撲滅議連会長に再任
がん対策を進めていくためには市民の皆さんの健康意識が大切です。横浜市は2014年10月に「がん撲滅対策推進条例」を施行しました。がんの早期発見と予防を市の責務とし、適切な医療を早期に受けられる環境を整えるため、様々な取り組みが進んでいます。
私は「がん撲滅横浜市会議員連盟」の会長として条例づくりや施策づくりに取り組んで参りました。今月6日に開かれた総会で会長に再任され、改めてがん撲滅への決意を強くしたところです。
港南区女性の受診市平均下回る
日本人は一生のうち、2人に1人が何らかのがんにかかるといわれています。最近では有名人が闘病していることを公表し、誰もが身近な問題として捉えられるようになりました。
がん対策は何よりも早期発見・早期治療が重要です。そのためにはがん検診の受診率を向上させることが不可欠です。
私の地元、港南区では女性の受診率が市の平均を下回っています。横浜市がん検診事業の対象者の統計(平成27年度/職場の検診などの機会がない人で40歳以上が対象)をみると、子宮がんの検診を受けた港南区の女性は26・9%で市の平均28・8%を1・9ポイント下回りました。また乳がんの検診を受けた港南区の女性は22・0%で市の平均23・1%を1・1ポイント下回りました。
各区役所や各局が啓発活動に取り組み、がん検診を受診する人は年々増えているものの、横浜市民の受診率は十分とは言えません。
横浜市の平成29年度の予算ではがん検診の事業費として約44億円を計上しました。横浜市では各種のがん検診を行っています。市民の皆様の経済的な負担を抑えるため、市が一部を負担し、子宮頸がん検診と乳がん検診は特定の年齢の人を対象に無料で実施しています。
何よりもまず早期発見です。ぜひとも横浜市のがん検診を受けてください。
田野井 一雄
上大岡西1-10-5 SKビル402
TEL:045-841-3221
FAX:045-843-5024
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