今年4月に港南台子育て連絡会の代表に就任し、子育て支援に取り組む 櫛山 和子さん 日野南在住
顔が見える子育て環境を
○…地域で子育てを支えようと、港南台・日野・日野南地区で子ども向けのイベントやフォーラムなどを開催し、子育て中の親の交流作りに一役買っているのが「港南台子育て連絡会」。メンバーは現在、地元の保育園関係者や保育士、住民、行政職員らで構成され、25人ほど。副代表を経て、今年4月に代表に就任した。「代表と言っても私はメンバーの一員。メンバーの皆さんに支えられている」とあくまでも謙虚な姿勢だ。
○…「代表に就いて間もないけど、今まで通りにイベントができればいい。少しでも多くの人に参加してほしい」。代表の立場として初めて取り組む大きなイベントが恒例の七夕まつりだ。7月5日(9時40分〜正午)に港南台中央公園で開く計画で、七夕飾りづくりや昔遊び、段ボール遊びなど様々な催しを企画している。10月には港南台地区センターで運動会ごっこ、年明けには焼き芋イベントを開く計画だ。
○…「子どもが好き。子どもたちが楽しそうにしていることを見るのがやりがいになっている」。自身でも3人の子どもを育て上げた。地元の子ども会で会長職を務めたことをきっかけに主任児童委員になり、積極的に子育て支援活動に取り組むようになった。横浜市の「こんにちは赤ちゃん訪問事業」の相談員として生後間もない家庭を訪問する活動にも取り組んでいる。子育ての時間を大切にしてほしいと、新米ママに「今しか抱っこできないよ」といつも伝えている。
○…「私が子育てしていた頃とちがって、最近は働いているお母さんがほとんど。親同士が顔を知らないことも多くなった。SNSなどで顔の見えるコミュニケーションが希薄になった」。だからこそ、会の活動の重要性をひしひしと感じている。同会が開くイベントは地域住民が交流を深める場としての役割が大きい。「心の通った関係を築きながら子育てできるよう、これからも支援を続けたい」
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