神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港南区・栄区版 公開:2017年7月13日 エリアトップへ

公益社団法人神奈川県薬剤師会の第24代会長に6月18日付で就任した 鵜飼(うがい) 典男さん 緑区在住 60歳

公開:2017年7月13日

  • LINE
  • hatena

会の連携、団結を強固に

 ○…任期は2年。重責を感じながらも「県民の期待に応えられる薬剤師としての事業、次世代につなげられる事業を展開する」とし、薬剤師の仕事を魅力あるものにすることを目的とした会運営を目指す。現在県内の登録会員数は約4650。明治23年からの歴史ある会の第24代会長として、これまでの歴代の会長らが作り上げてきた良い所を継承しながら、「変えられるところは変えていきたい」と抱負を語った。

 ○…小学校の通信簿では担任に”わかっているのに手を上げない”と書かれるほど引っ込み思案だった。そんな少年は中学2年で経験した生徒会長選挙を契機に、人前でも話ができるようになったという。昭和大薬学部卒業後は大学病院などで勤務をしていたが、先輩に勧められ、大豆戸町に菊名ふじ薬局を1994年に開設。「処方箋の調剤には自信があったけど、レジ打ちと一般薬品の販売が不安だった」と笑みをこぼす。

 ○…多忙な日々を送る中で各種会合などへ向かう移動時間が束の間のひと時だ。その時間は頭の中を一度”無”にして、リフレッシュするという。大学の同級生だった現在の妻と結婚したのは27歳の時。その後4人の子宝にも恵まれ、長男は自身と同じ道へ進んだ。3男も薬学部に通っており「子どもに勧めたことはないが、やはり嬉しい」と、目を細めた。

 ○…県薬剤師会への入会は96年。当時の会長から言われた”中にこもりっきりでは周りが見えない”という一言がきっかけとなった。現在は日本薬剤師会の理事なども務めており、県の行政や地域薬剤師会との連携や連帯・団結を図っていく。「薬局には処方箋がないと入れないと思っている人が多いと思う。そうではなく、相談だけでも大丈夫だということを知ってほしい」と話す。心がけているのは「常にやさしさを持っていたい」ということ。何事に対しても同じ目線に立って進めていく考えだ。

港南区・栄区版の人物風土記最新6

松永 朋美さん

4月1日付で栄区長に就任した

松永 朋美さん

旭区在住 54歳

4月18日

浅原 誠治さん

4月1日にオープンした多目的アリーナ「横浜BUNTAI」の館長に就任した

浅原 誠治さん

中区在勤 52歳

4月11日

大窪 太郎さん

3月19日付で栄警察署長に就任した

大窪 太郎さん

鎌倉市在住 54歳

4月4日

竹内 一郎さん

能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

横浜市立大学附属病院勤務 51歳

3月28日

上野 誠也さん

横浜国立大学大学院の名誉教授で、無人探査機「SLIM」の月面着陸に貢献した

上野 誠也さん

66歳

3月21日

泉 秀明さん

設立50年を迎えた野庭団地第一自治会の会長を務める

泉 秀明さん

野庭町在住 68歳

3月7日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook