窓口カウンターで活用してもらおうと、日野中央高等特別支援学校の生徒が作業実習で製作した手づくりペン立てを港南区役所に寄贈した。6日、同区役所で贈呈式があった。
今年3月に新庁舎が完成した記念として同校が企画し、生徒の熱意もあって実現した。寄贈されたのは、紙工課の生徒が作った63作品。将来の職業に必要な知識や技術を身に着けようと学習してきた成果を生かし、和紙を使った和風の作品に仕上げた。
贈呈式には齊藤貴子区長のほか、戸籍課や保険年金課の職員も参加。あいさつに立った齊藤区長は「本当にありがたい。大切に使わせていただきたい。区役所として皆さんの学校生活が楽しくなるように支援してきたい」と話した。
贈呈式後には販売会があり、和紙で作った本カバーやバインダー、キーホルダーや小銭入れなどの革製品が並び、区役所利用者らが足を止めて買い求めていた。
同校の笹平みどり校長は「学校とは別の機会をいただくことができて生徒のコミュニケーション能力も高まると思う。生徒たちも明るい笑顔で取り組んでいてよかった」と話した。
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