神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港南区・栄区版 公開:2017年8月10日 エリアトップへ

港南区社協 「地域の仲間が財産に」 男のセカンドライフ大学校

社会

公開:2017年8月10日

  • LINE
  • hatena
2期生の関さん(左)と区社協担当者の若尾さん
2期生の関さん(左)と区社協担当者の若尾さん

 定年後や地域で活動を行っていない男性の地域デビュー応援を目的に、港南区社会福祉協議会が2005年度から始めた「男のセカンドライフ大学校」。14年度からは区の事業として、地域ケアプラザも共催に加わり、毎年度実施している。



 15年度に2期生として参加した関勝弘さんは、自らセカンドライフ大学校に応募した。「退職後は時間に縛られないけれど、それが1カ月も続くと達成感がなくなり、その後の生活も長い」と関さん。「有意義な生活を送ろう」と思ったのが、参加した動機だった。

 2期生は約20人のメンバーが参加。全6回のさまざまな体験活動を通じて親交を深め、卒業後は「年齢を重ねても変わらずに、共にこれからの人生を歩もう」と「あゆみ」と名付けた会を有志メンバーで結成した。

 関さんは会の事務局長としてメンバーへの連絡などを担当。月1回の定例会を開催し、昼食を共にしたり、2時間限定の飲み会を開いたりすることも。見聞を広めるため、山登りや工場見学などの活動も企画している。活動の様子はメンバーの1人が動画に収めてYouTubeにアップ。家族にも見てもらえるようにするなど工夫を凝らしている。

 また、区社協の依頼に応じ、参加できるメンバーは地域のボランティア活動にも定期的に参加している。

 「人の輪は自分の財産になり、健康にも良いと思う。大学校を1つのきっかけにしてもらえたら」と関さん。

今後は故郷の茨城県つくばみらい市で、「この活動を通じて得たことを生かしたい」と行政に対して働きかけを進めているところだ。



 今年度は10月から、全6回の講座を開催。企業協賛によるスポーツジム体験や「ビールの学校」、「コーヒーの淹れ方」講座なども企画している。対象は港南区内在住の70歳までの男性で定員100人。参加費は全6回4800円(昼食代含む)。詳細は区社協(【電話】045・841・0256)へ。
 

港南区・栄区版のローカルニュース最新6

みなとみらいで「スター・ウォーズ」の世界を体感

みなとみらいで「スター・ウォーズ」の世界を体感

4月26日〜5月6日、イベント多数

4月19日

三溪園 重要文化財の内部を期間限定で特別公開

浜なしに授粉作業

栄区上郷町 森果樹園

浜なしに授粉作業

4月18日

懇親会で意見交換

港南区スポーツ協会

懇親会で意見交換

4月18日

スポーツ&観光をPR

横浜市の魅力発信

スポーツ&観光をPR

特別『るるぶ』を発行

4月18日

「ゆず」がこけら落とし公演

横浜BUNTAI

「ゆず」がこけら落とし公演

新たな歴史刻む

4月18日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook