市会議員 たのい一雄 市政報告 上海と交流、種蒔きから大きな実へ 横浜の発展へ連携と協力
横浜市の更なる発展に欠かせない視点が国際競争力です。地域活性化や経済発展のためには海外の都市と連携・協力関係を築きながら、産業や文化、教育、観光などの様々な分野で成長を遂げることが重要です。
横浜市は現在、海外の8つの姉妹・友好都市、7つのパートナー都市と提携を結んでいます。中でも大きな経済的発展を続けている中国の主要都市上海市との連携・協力は横浜市にとって重要な位置づけとなっています。
横浜市は1971年に上海市に友好都市提携を提案しました。72年の日中国交正常化を経て73年に友好都市提携を結びました。来年は提携45周年の節目を迎えることもあり、より一層の連携と協力を進めるべき機会だと捉えています。
長年の活動が評価
私自身も長年、上海市との活発な文化交流に取り組んできました。上海横浜書画交流会の総裁として93年から13年連続で書道展を上海市で開催しました。中国の各都市でも行い、日中の橋渡しに取り組みました。
こうした活動で上海市の社会的・経済的発展、文化交流に貢献したとして、2001年に上海市の名誉市民として称えていただき、栄誉ある「白玉蘭賞」を受賞しました。また今年6月20日から25日まで開かれた「友・誠 上海横浜友好交流書道展」に招待され、式典に参加しました。提携45周年の来年4月に上海市の皆さんが来日して横浜で書道展を開催する計画です。
横浜企業が成長
横浜市は、上海で活動する企業を支援するため、上海事務所を設置しています。今では横浜の企業が上海経済圏に100社以上進出し、文化交流に積極的に参加している企業も数多くあります。こうした文化交流を足掛かりに、成長著しい上海経済で飛躍する企業も少なくありません。数十年前に蒔いた小さな種が大きな実を結んだ訳です。
2020年東京オリンピック・パラリンピックやラグビーワールドカップ2019の競技開催地となっている横浜では今、様々なレベルで海外との新たな交流が生まれています。海外とのつながりを発展させていくことも政治の大きな役割です。今後も上海市との交流を深化させながら、横浜の発展に取り組みます。
田野井 一雄
上大岡西1-10-5 SKビル402
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