11月9日から15日までの「秋の火災予防運動」の一環として、港南区にある特別養護老人ホーム「サンバレー」(和田裕美施設長)で初日の9日、港南消防署による消防訓練が行われた。
同署の消防隊員25人をはじめ港南消防団員7人、同施設の職員約50人が参加。同施設と応援協定を結ぶ近隣の中永谷町内会のメンバーも加わり、施設の職員をサポートした。
訓練は建物3階の居室から出火したという想定で、3階と屋上に取り残された要救助者2人を消防隊員が救出した。
3階の要救助者は、野庭特別救助隊の隊員がはしごで建物に侵入後、背負った状態で脱出。屋上の要救助者は、はしご車を使って救出された。全員を救出後は消防団による一斉放水が行われ、訓練が終了した。
終了後、同施設の和田施設長は「準備していても、いざというときは焦るもの。反省も行い、次につなげたい」と職員に呼びかけた。
港南署の秋元雅彦署長は「共助を大切に、犠牲者を1人でも出さないよう頑張ってほしい」と講評した。
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