5人以上の負傷者などが発生した場合の「集団救急災害事故」を想定した港南消防署による訓練が11月15日、港南区の京急自動車学校で実施された。
集団救急災害を想定した同様の訓練は毎年実施。今回は港南消防署から9隊41人が参加した。
訓練は信号無視によりワゴン車同士が衝突、横断歩道上の歩行者1人がはねられて死亡したほか、2台に乗車していた7人が負傷したという想定で進められた。
現場に駆け付けた救急隊は現場の状況を確認するとともに、患者の重症度に応じて治療の優先度を決定・識別する「トリアージ」を迅速に行った。指揮本部も途中設置され、救急隊員や港南署から集められる情報収集や整理に努めていた。
この日の訓練は、反省会も行いながら2回実施。同署・救急隊長の藤本賢司さんは「情報が混乱、錯そうするのが大きな課題。トリアージと連携が重要になる」と話していた。
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