港南区・栄区版 掲載号:2017年12月7日号
  • googleplus
  • LINE

シンガポールで音楽講師として務め、このほど地元で小学生対象のコンサートを開く 三井 理穂さん 港南区日限山出身

異国で音楽の歓びを

 ○…地元の日限山小学校の1年生を対象に今月9日、親子コンサートを開く。ピアニストとしてさまざまな舞台に立ち、伴奏を担うことは多かったが、自身の名を冠したものはキャリアの中でも初めてだという。「歌あり、バイオリンありだから、小さい子たちでも楽しめるかな。ずっと聴いていたら飽きちゃうもんね」。肩肘張らず、音楽の楽しさを届けられたらと準備を整える。

 ○…3歳半から始めたピアノ。小学生の時は音楽室でアニメやCMの曲を披露して驚かれるのが喜びで、高校時代には地元の少年野球チーム「西洗シャークス」(当時)の応援歌も手がけた。武蔵野音楽大学ピアノ科へ進み、作曲家・三枝成彰氏との出会いがその後を大きく変えた。音楽家としてだけでなく、TV番組の司会など多忙を極めた同氏だったが、運よく合間に指導を受けることができた。「決まった時間を作れないから月謝はいらないと言われ、その代わりに求められた『大福』を毎回差し入れしていました」と振り返る。

 ○…そのまま三枝氏の事務所でアシスタントとして働き、ピアニストとしての活動を広げていった。「他の楽器の演奏者と、初めましてから本番のステージまで1時間。そんなのは当たり前だった」。海外のミュージシャンとの仕事が増えれば、独学で英語も身につけた。「寄り道もたくさんしたけれど、どんなタイプの人とも仲良くなれるのは、そんな経験のおかげかも」

 ○…5年前、家族旅行で訪れたのを機にシンガポールへ移住し、現地で音楽講師として娘と暮らす。スパルタ教育が主流で、上級に合格することが至上命題。そんな環境の違いに悩みもした。「やっぱり、楽しい音楽を教えてあげたい。そのための技術だから」。思いを胸に向き合ってきた生徒たちが成績を伸ばし始め、周りの評価も変わってきた。「遠い将来、そんな方針のスクールを立ち上げられたら」と夢を描く。
 

港南区・栄区版の人物風土記最新6件

柳田 煌海(こうかい)さん(本名・満)

栄区書道協会の会長として18日までリリスで20回目の作品展を開いている

柳田 煌海(こうかい)さん(本名・満)

2月15日号

尾上 陽子さん

園長としてNPO法人「こどもの広場もみの木」設立20周年を迎え、リリスで作品展を開く

尾上 陽子さん

2月8日号

宇田川 悟さん

理容師として神奈川県から優良衛生技能者表彰を受けた

宇田川 悟さん

2月1日号

澤部 哲矢さん

神奈川県剣道連盟の副理事長などを務め、県の体育功労者として表彰された

澤部 哲矢さん

1月25日号

長谷川 敏雄さん

港南図書館で2月に講座「戦後『日本地形図』の歴史秘話」を開く

長谷川 敏雄さん

1月18日号

白井 勝晃さん

体操競技の五輪・世界選手権金メダリスト白井健三選手の父親で競技の普及に尽力する

白井 勝晃さん

1月11日号

港南区・栄区版の関連リンク

あっとほーむデスク

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2018年2月15日号

政治の村で詳細情報発信中

お問い合わせ

外部リンク