栄区の庄戸中学校コミュニティハウスで14日、シニアを対象に「断捨離整理術〜物の整理から心の整理へ」と題した講座が開かれた。整理コーディネーターとして知られる石見良教さんが「不測の事態はいつ起こるかわからない。チャレンジしてほしい」と呼びかけ、整理術を指南した。
主催は上郷東連合町会生活環境部と上郷東地区消費生活推進員。共催は野七里地域ケアプラザ。地域住民ら約70人が参加した。
石見さんは「整理ができない原因には現実逃避型、過去執着型、未来不安型の3タイプがある」と説明し、「整理は物を減らすこと。整頓は残ったものを使いやすいように配置すること。片付けは取り出した物を元に戻すこと。この3つの順番を間違うと先に進まない」と訴えた。写真やはがき、レコード、引き出物などが無駄に残っていることを指摘し、「写真は(遺影になる)1枚を残して後は処分したほうがいい」などと軽妙な語り口に冗談を交えて参加者の笑いを誘う場面もあった。
主催した同生活環境部の部長でみどりが丘自治会の内田正則会長は「有意義な話を聞くことが出来て参考になった。この機会にぜひ皆さんが断捨離に踏み出せたらいい」と話していた。
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