協働による地域づくりや地域の担い手育成を目指して、地域住民の学びの場として港南区が実施する「学び舎ひまわり」の今年度の卒業式が12月10日、港南区役所で開催された。
2013年度から始まった取り組みで、今回が5期目。受講生40人は8月から約半年間にわたり、より良い地域づくりを目的に「防災・減災」「見守り・支え合い」「地域の魅力づくり」「担い手の確保」の4テーマで学び合いを重ねてきた。
10日はこれまでの集大成として、代表者6人が「自分に何ができるか」を考えたマイプランを作成し、受講者らの前で発表した。
6人はテーマごとに、外国人との交流や支援、気軽に参加できる防災体験会の試み、若い世代を対象とした担い手の発掘と育成、地域活動への参加促進や、自治会活動を盛り上げるための取り組みなど、様々な内容で1人あたり約7分間、マイプランを発表した。
港南区連合町内会長連絡協議会会長の藤田誠治校長は「5年目を迎えて、卒業生のアドバイスも生かされ、どれも現実的で実践できそうなプランだった。少子高齢化で担い手が減る中、若い世代も取り込みながら少しずつ分担して、協働の地域づくりを進めていけたら」と話していた。
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