港南区・栄区版 掲載号:2018年1月25日号
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神奈川県剣道連盟の副理事長などを務め、県の体育功労者として表彰された 澤部 哲矢さん 栄区上郷町在住 69歳

「自信」は自分を鍛えた先に

 ○…神奈川県剣道連盟の役員を30年近く務めてきたことなどが称えられ、このほど県の体育功労者として表彰を受けた。元警察官で、神奈川県警では特別訓練員として各署で稽古をつけ、選手引退後はその指導者としても竹刀を振ってきた。栄区剣道連盟の会員の中では唯一の「八段」剣士だ。「平成に入ってからいろいろな役を担ってきたことが評価されたのかと思うと、大変うれしい」と喜びを語る。

 ○…気・剣・体の一致が求められる剣道において、とりわけ「気」の剣士だという。思い切った捨て身の剣道がモットーで、「引くと気持ちも消極的になってしまう」と笑う。相手に向かって踏み出す一歩を支えているのは、「やるべきことはやった」という自負だ。「どれだけ自分を鍛えたか。それが自分を信じるために必要なこと」。また指導者としては、「基本」を磨くことを求めてきた。剣道の基礎には、かつて先人たちが命のやりとりの中から導いた答えが凝縮されている。「身だしなみもそう。かっこいい車が速いのと同じで、スマートな選手は強いんだ」

 ○…静岡県御前崎市出身。剣道は小学6年生の頃、漫画「赤胴鈴之助」に憧れて始めた。強豪の静岡県立相良高校で主将を務め、団体でインターハイにも出場。20代の頃には全国警察剣道選手権大会で準優勝に輝いたが、「優勝はしていないから、大したものじゃない」と謙虚に語る。栄区内では現在、毎週火曜日の夜に本郷中学校で子どもから大人まで指導している。「剣道は何歳になっても指導者が一緒になって竹刀を振るのがいい。生涯スポーツだね」

 ○…趣味は油絵で、退職してから景色の良いところを訪れては作品に仕上げ、個展も開いている。写真と異なり、建物を省いたり、木を足したりとアレンジできるのが魅力だという。「やはり師を持つことが大事。独りでは10年かかることも先生の一言で済んでしまう」。終わりなき自己研鑚の道を日々歩んでいる。

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