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上郷開発、都計審が可決 横浜市「年度内告示めざす」

社会

掲載号:2018年1月25日号

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計画での開発予定地(横浜栄高校前から撮影)
計画での開発予定地(横浜栄高校前から撮影)

 緑地保全を訴える市民グループが宅地開発に反対してきた栄区の上郷猿田地区を巡り、15日に開かれた都市計画審議会(都計審)で同地区の開発を含む都市計画案が可決された。市は年度内に告示手続きを行いたい考えだ。

 計画案は東急建設(株)が同地区の開発を進めるために市に提出していた「都市計画提案」をもとに、横浜市が一部修正して説明会や公聴会などの手続きを進めてきたもの。同地区は三浦半島から続く緑地の北端に位置し、オオタカ、カワセミなどの野鳥や昆虫類の生息域として、これまでにも緑地保全を訴える市民活動が続けられてきた。

 今回の計画に対しても、市民から異例の約1万7000通にのぼる意見書が寄せられるなど、都計審の判断には注目が集まっていた。15日の審議では委員21人が出席し、1時間に及ぶ質疑の末に採決が行われ、賛成多数で可決になった。市は今後、年度末の3月末までに告示をしたい考えだ。

反対活動あきらめず

 宅地開発に反対し、同地区の緑地について全面保全を求める活動を続けてきた角田東一さんは「手続上、都計審が可決してしまったことはとても大きい」と落胆を口にする。昨年には、計画に市民意見を反映させようと住民投票を求めて署名活動を行った。2カ月で有権者から3万6000筆を集め、「これまで何度も署名は行われてきたが、短期間で最も集まった。目標数には届かなかったが、若い世代が主体的に活動してくれたことが大きい」と一定の手応えもあったという。

 角田さんは「市民の声を無視して進めて行くというやり方には、誰かが声をあげないといけない。あきらめず、市長や国交省に訴えかけていきたい」と語る。

 市の都市計画課の担当者は「反対意見にあったような緑地保全の必要性は当然ある。だが一方で、政策上は良好な住宅を必要に応じて提供することも重要。同地区は港南台駅からも近く、環状線など幹線道路にも接している」と話す。また「実際のまちづくりに関しては、今後も環境に配慮しながら市民の意見を聞きながら進めていく」とした。

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