市会議員 たのい 一雄 市政報告 横浜の飛躍へ 予算議会がスタート ビッグプロジェクト見据え
第1回定例会が1月31日に開会しました。2018年度予算を審議する議会であり、これからの施策や取組の方針を定める重要な審議が続いています。
私は各場面で「横浜の更なる発展、飛躍に向けて今年は大変重要な年となる」と訴えてきました。20年東京オリンピック・パラリンピック、19年ラグビーワールドカップ、国際園芸博覧会の招致を控え、横浜が世界から大きな注目を集めています。世界的なビッグイベントを契機に「第二の開国」と捉え、地域活性化につなげるチャンスです。
好景気背景に過去最大
18年度の一般会計は、景気の好調を背景に過去最大規模の1兆7300億円を計上しました。個人市民税は前年より28・8%増加し、企業の収益も拡大して法人市民税は7・7%の増加となりました。
今回の予算案はまさにこれらのビッグプロジェクトを見据えた施策を重視する形となりました。
今年度の予算で国と連携しながら整備を進めている「横浜環状北西線」の工事を推進し、20年までの開通をめざします。横浜環状南線・横浜湘南道路と関連街路の整備も推進します。
ラグビーワールドカップの開催準備としては、交通輸送や警備の計画策定、ボランティア募集の運営などに取り組みます。オリンピック・パラリンピックの準備としては、交通輸送対策や英国代表チームの事前キャンプ受け入れ、カウントダウンイベントの実施などに取り組みます。
また地元の港南区では上大岡の「ウィリング横浜」の一部を改修し、19年度半ばの開設をめざして障害者スポーツ・文化活動南部方面拠点の整備工事に着手します。その他、京急上大岡駅の安全対策としてホームドアの設置にかかる補助、市営地下鉄上大岡駅と地上を結ぶ新たなエレベーターの整備に取り組みます。
がん対策、臨海部も
がん撲滅横浜市会議員連盟の会長として、がん対策に取り組んできました。今年度も「総合的ながん対策の推進」を拡充し、相談支援や研究支援のほか、乳がん患者へのチーム医療を推進します。
また長年、臨海部の賑わい創出を訴え続けてきました。今回の予算案でも「ハーバーリゾートの形成」実現に向けた整備にかかる予算を計上します。民間事業者による開発が可能な環境を整えるため、倉庫などの移転協議などを進めます。
次の世代へ有形無形のレガシーを遺し、さらなる横浜の発展につなげることが重要です。しっかりと予算を審議していきます。
田野井 一雄
上大岡西1-10-5 SKビル402
TEL:045-841-3221
FAX:045-843-5024
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