タックルの代わりに腰につけた「タグ」を取ってボールを奪う「タグラグビー」の小学生全国大会が先月18日に調布市内で行われ、港南区の日野小学校の選抜チーム「暁」が3位に入賞した。9年目の同チームは3年連続の全国大会出場で、7位、5位だった過去2大会を上回る結果となった。
南関東大会を1位で通過した暁は、決勝大会の予選リーグも3戦全勝で1位。8チームで争う決勝トーナメントでは初戦、府中市立白糸台小学校「白小フェニックス」を5対1で勝利した。準決勝の相手「新田ウォーリアーズ」(北関東代表)は練習試合でも対戦してきた相手で、今年度は暁の全勝。だが本番の舞台で暁は勢いに乗れず、3対5で「まさか」の敗退となった。
暁の清水克則監督は「決勝には進めるだろうと踏んでいただけに悔しいが、こういうこともあるという経験を今後につなげてくれたら」と語った。4年生の時から選抜メンバーとして出場してきた宗田大輝君(6年)は主将として最後の大会に臨んだ。「悔いのないように力を最大限に出そうという思いで、昨年より上に行けて良かった。ただやっぱり、負けてしまったのは悔しい」と振り返った。
日野小タグラグビーチームは1年生から6年生まで35人が在籍し、4割は女子児童だという。清水監督は「タグラグビーは仲間と声をかけあい、勇気をもって相手に立ち向かうことが子どもたちの成長につながる。一層広まれば」と話した。
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