港南区の野庭住宅連合自治会(木村妙子会長)は1日、港南区野庭町の養護老人ホーム「野庭風の丘」(社会福祉法人神奈川県匡済会)との間で災害時を見据えた応援協定を締結した。締結式には港南消防署の秋元雅彦署長らも立ち会った上で、両者の協力関係が確認された。
協定の具体的な内容は▽施設で災害が発生した場合、初期消火、避難誘導、搬送活動、応急救援活動などを連合自治会が協力▽自治会会員の家屋に損害が生じた場合、野庭風の丘は可能な範囲で避難場所を提供する、となっている。
野庭住宅連合自治会の木村会長は「一昨年2月に施設ができてから、施設利用者は連合自治会の一員となり、施設長も役員として参加してくれている。行事交流だけでなく、協定を機に一層お互いさまの精神で関わっていけたら」と話した。
また、野庭風の丘の齊藤淳施設長は「協定締結は感謝とともに、野庭というこの地に改めて根を下ろすことができたようでうれしい。災害時はもちろん、それ以外の部分でも、地域住民の方たちと助け合い、協力し合い、支え合える関係でありたい」と話した。
|
<PR>
港南区・栄区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|