来年のラグビーW杯や20年のオリンピック・パラリンピックの横浜市内での開催を控え、交通機関を狙ったテロ災害の対策訓練が5日、市営バス港南営業所で実施された=写真。港南消防署と神奈川県警港南警察署の署員総勢50人が参加した。
訓練は何者かがバスに爆発物を仕掛け、車内に薬品を散布したという想定。警察が犯人を検挙し、特殊車両を使って爆発物の処理に取り組むと、消防隊員が防護服に身を包んで薬品の検知と負傷者の救出にあたった。本番さながらの緊迫感の中、各参加者は役割を確認しあった。
港南消防署の前野忠史警防担当課長は「港南区内では公共交通への対策が重要。警察とも協力して検証しながら対策を進めていきたい」と話している。
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