栄区民文化センターリリス(本郷台)のメインホールが、天井耐震工事のために2019年6月から9カ月間にわたり利用できないことが1日に発表された。施設内の音楽ルームやギャラリーなど他の設備は通常通り利用を受け付けるという。
横浜市は2015年に公共建築物の天井脱落対策事業計画を策定し、公会堂やスポーツセンター、地区センターの体育室など市内施設について順次、天井耐震工事に取りかかっている。11年の東日本大震災の際にホールなどの天井脱落事故が多数生じたことを受けたもので、原則として吊り天井を撤去しており、リリスでも同様の改修が行われる予定だという。
長期間の利用休止
利用休止期間は来年6月1日から2020年2月末までの予定。リリスは1998年2月に開設され、今年で20周年を迎えたが「これほど長期間に及ぶ改修での利用休止は初めて」と副館長の小浜洋さんは話す。
ホール以外は通常通りに営業するため、音楽ルームの器材を充実させ、小規模なコンサートの実施などについても検討していくという。小浜副館長は「前向きに、新しい企画に挑戦する良い機会としたい。施設外でのワークショップなどにも注力できれば」と話す。
施設利用などの問い合わせはリリス(【電話】045・896・2000)へ。
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