港南区・栄区版 掲載号:2018年6月21日号 エリアトップへ

小児がんをテーマに出版された絵本「しろさんのレモネードやさん」でイラストを担当した 矢原 由布子さん 港南区在住 38歳

掲載号:2018年6月21日号

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優しさと温かさ、絵に込める

 ○…小児がんを克服した西区の小学生男児が原案を考え、12日に出版された絵本「しろさんのレモネードやさん」でイラストを担当。約30枚をボランティアで手掛けた。「温かい気持ちや優しさが伝わるように」。柔らかい表情で思いを語る。文はSNSで知り合った金沢区の友人が、本に登場する遊園地の舞台設定は男児と同じ作文教室に通う小学生が考えた。「一人の男の子の気持ちに友人や大人たちが動かされた。病気の有無は関係なく、みんなが助け合っていることを感じてほしい」

 ○…京都出身。幼い頃から絵が好きで「引きこもって描いていたと母から聞いた」と笑う。小学生で画家のアトリエに通って学び、美術高等学校へ進学。しかし、その道のプロを目指す周囲のレベルの高さに挫折感も味わい、一度は描くことから離れた。

 ○…転機はイラストレーターの友人と26歳で行った欧州。芸術的な雰囲気と街並みに「描きたい」という気持ちが再燃。帰国後、フリーの絵本作家・イラストレーターとして活動を始めた。神奈川に移り住んだ後もアルバイトで生計を立てながら地道に描き続け、2010年に初めて本を出版。12年には「ドリとオニクのおはなし」で文芸社えほん大賞絵本部門で大賞に輝いた。「描いている時は無心。人に褒めてもらえると『やって良かった』と思える」。作家としての喜びを語る。

 ○…夫と3歳の娘と暮らす。娘と大岡川沿いに咲く花を見ながら歩くのが好きで「花や自然を見ていると『これを描きたいな』と思う」とにっこり。次作へのイメージを膨らませている。本作で再認識したのが本を制作する楽しさ。「ぱらぱらとページをめくるその感覚が好き。本という”形”に残したい」。優しく温かい絵を描き続ける。

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