市会議員 たのい 一雄 市政報告 日台交流サミットに参加近くて本当に近い都市交流を
台湾の高雄市で7日、日本と台湾の地方議員による「日台交流サミット」が開かれました。日本の都道府県、市町村の地方議員約320人が訪問しました。横浜市では約10人が訪問し、私もその一員として参加しました。
このサミットは2015年に金沢市で開かれ、今回で4回目を数えます。台湾では初開催です。台湾側は22議会から約120人が参加しました。首相にあたる頼清徳行政院長や官房長官にあたる陳菊総統府秘書長も出席し、日台関係でこのサミットが重要な位置づけにあることを実感しました。
深まる都市交流
日本と台湾の間で外交関係はありませんが、横浜市は06年に台北市とパートナー都市を締結しました。文化交流や青少年のスポーツ交流のほか、経済や観光、環境の分野で都市間交流を図っています。横浜市会でも日華親善議員連盟を発足し、親睦を深めています。
災害時にも助け合い
今回のサミットでは福祉や高齢化問題、農業などの専門家も参加し、講演が開かれました。特に世界一の高齢社会といわれる日本の取組に大きな関心が寄せられていました。超高齢社会に関する社会課題の解決策をどう打ち出すか、世界に向け大都市・横浜の役割は大きいと感じました。
また日本と台湾が自然災害のたびにお互い支援し合ってきた歴史も話題に上がりました。近年では東日本大震災、台湾東部地震、熊本地震でお互い支援し合ってきました。
今、西日本が豪雨被害に見舞われ、多くの方が支援の手を差し伸べています。国内の支援はもちろん、海を越えた支援の重要性が増しています。
「近くて遠い」関係から「近くて『本当に』近い」関係へ、これからも世界の都市との交流を図るため、施策づくりに取り組んでいきます。
田野井 一雄
上大岡西1-10-5 SKビル402
TEL:045-841-3221
FAX:045-843-5024
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