栄区の上郷中学校2年生の八木遥奈さんが「第7回薬物乱用防止キャンペーンin横濱」のポスター作品で最高賞の横浜市長賞を受賞した。今月2日、授賞式があった。八木さんが同賞を受賞するのは2回目。「まさか今回も市長賞をもらえるとは思わなかった」と笑顔をみせた。
作品は薬物の恐怖が迫ってくる様子と、それに立ち向かう少女を描いた。八木さんは「人生は自分の筆で描くものだから筆を持っている。絵の具の色は様々な人がいて一緒に立ち向かっていく様子を表現した」と解説する。
今年の4月から何度もメモに絵の構成を描き、過去の受賞作品を見ながら今までになかった要素を取り入れて描きあげたという。遠くから見ても目に入るデザインを目指し「少しでも薬物への注意を伝えられたら」という思いを込めた。
小学生の頃から絵を描くのが好きという八木さん。「もっと大きな絵のコンクールに出場して多くの人に感動してもらえるような絵を描きたい」と語った。
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