栄区が、安全・安心のまちづくりの国際認証「セーフコミュニティ」の再認証を受け、6日、栄公会堂で式典が行われた。活動に取り組んできた区民や関係団体、行政関係者が一堂に会し、安全・安心のまちづくりへの思いを新たにした。
「セーフコミュニティ」とは「致命的な事故やけがは、原因を究明することで必ず予防できる」という基本理念に基づき、世界保健機構(WHO)が推奨している国際認証。地域、行政、関係団体が一体となって予防活動を展開するまちに与えられる。世界では約390都市、国内では14都市が認証されている。栄区は2013年10月に国内で7番目に認証を取得した。行政区としては唯一。
再認証は、地域の安全の状況の変化や活動の継続性、取組の評価の状況などが審査される。栄区では▽こども安全対策▽スポーツ安全対策▽交通安全対策▽災害安全対策▽高齢者安全対策▽児童虐待予防対策▽自殺予防対策▽防犯対策―の8つの分科会に分かれて活動してきた。
この日の式典には約300人が参加。代表者が登壇して合意書に署名し、認証盾・旗の授与が行われた。
小山内いづ美区長は「再認証を迎えることができてうれしい。地域の特性を踏まえて取り組んできた。新たなスタートとして取り組んでいきたい」とあいさつ。
栄区連合町内会の磯㟢保和会長は「栄区は横浜18区の中でも町内会自治会加入率が高く、地域活動が活発。これまでの取組に高い評価をいただいた。次世代に引き継ぐことが大切」と話した。
また認証審査員のチョ・ジュンピル氏もあいさつに立ち、栄区の活動を高く評価した。
式典では子どもたちによる絵画コンクールの表彰式やミニコンサートも行われ、会場はお祝いムードに包まれた。
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