市会議員 たのい 一雄 市政報告 地域全体で「がん」と向き合おう「検診で早期発見」呼びかけ
がん患者の方とそのご家族を支援し、地域全体でがんと向き合い、がんの征圧をめざすチャリティイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2018横浜」が臨港パークで10月6日と7日に行われました。私も「がん撲滅横浜市会議員連盟(がん議連)」の会長として参加しました。
リレーにはがん経験者や家族、遺族のほか、医療関係者や行政職員、企業の関係者らが参加しました。治療中の方もコースを練り歩き、多くの方から拍手が送られました。多くの市民にとって、がんについて考える機会になったと思います。
検診の受診を
私はがん議連会長として「がん撲滅対策推進条例」を議員提案し、2014年に施行されました。がんの早期発見・予防は自治体の責務と捉え、様々な施策を展開してきました。何よりも早期発見であり、検診が重要です。
がん検診の統計(2016年度)をみると、子宮がん、乳がん、大腸がん、肺がんの検診に関する横浜市の受診率は全国平均を上回っていますが、胃がんに関しては全国平均を下回っています。区別にみると、港南区は大腸がんと肺がんの検診受診率は市平均を上回っているものの、乳がんと子宮がんは下回っています。
横浜市では子宮がん検診は20歳、乳がん検診は40歳の人を対象に無料クーポンを配布しています。ぜひ検診を受けて下さい。
横浜市立市民病院(保土ケ谷区)では10月から皮膚がんチェックを始めました。視触診などにより医師が判断する検査は全国的にも珍しい取り組みです。
横浜市ではがん患者に対する福祉用具の貸与助成やウィッグ費用助成を事業化し、取り組んでいます。また小児がんの患者とその家族に対する新たな支援策を検討しています。2人に1人がなんらかのがんになるといわれる時代、がん対策は喫緊の課題です。議会でもしっかり議論し、施策づくりを進めていきます。
田野井 一雄
上大岡西1-10-5 SKビル402
TEL:045-841-3221
FAX:045-843-5024
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