栄区の桜井小学校（上郷町）の児童たちが今年の春から育ててきた菊が開花を迎え、同小の職員玄関前で「菊花展」を開いている＝写真。
育てたのは環境委員会に所属する５、６年生の児童12人。同小では６年ほど前から、グリーンボランティアとして関わる倉田茂男さん（68）の指導を受けながら菊を代々引き継いで育てている。
委員長を務める６年生の盛山奈々花さんは「優しく植え替えたりするのが難しかった。みんなで一生懸命育てた菊の花が咲いたので、多くの人に見てもらえたら」と話す。
倉田さんは菊の他にも野菜の栽培などで同小の児童たちに関わっており、「生き物なのでうまくいかないこともあるけれど、手をかけて花を咲かせることや実をつけることの喜びを子どもたちに味わってもらいたい」と思いを語る。
菊花展の開催は「花が終わるまで」で、今月中旬頃までの見込みだという。見学についての問い合わせは同小（【電話】０４５・８９３・０１４０）へ。
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