内閣府による「秋の褒章」が11月3日に発表され、栄区飯島町在住の須藤伊佐夫さん(67)が藍綬褒章を受章した。須藤さんは40年以上にわたり栄消防団(入団当時は戸塚消防団)に所属し、第一分団の分団長を経て現在は本部の部長を務める。長年地域の防災訓練などに取り組み、「団員仲間をはじめ、消防署や地域の協力があって続けられてきた」と感謝の思いを口にする。
大学卒業後に市消防局で働いた経歴もあり、「消防の基礎はそこで学ばせてもらった」と振り返る。現在は父から引き継いだ「いいじまひがしこども園」で園長を務め、「小さな子どもたちとの時間が癒し。仕事との両立は大変なこともあるけど、このまちが好きだから」と目を細めた。
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