トーク中に座りながらのリフティングを披露した宇津木選手（中央）とそれを見守る岩本さん（左）、永井選手
上大岡駅前の商業施設「カミオ」の１階広場で１日、同施設の15周年を記念したトークショーが行われ、サッカー元日本代表の岩本輝雄さん（46）、永井雄一郎選手（39）、女子代表の宇津木瑠美選手（30）が登場して会場は多くの人出で賑わった。
海外のチームに所属した経歴もある３人はそれぞれの国におけるサッカー文化の違いを語ったほか、代表チームの裏話などを披露して会場を盛り上げた。永井選手は子ども時代を振り返り、「僕も水泳などいろいろなスポーツに挑戦した。今の子たちには技術者ではなくアスリートとしてのサッカー選手を目指して、身体能力を高めることも大事にしてほしい」と子どもたちに呼びかけた。
スポーツ用品について宇津木選手は、「練習と試合とで使い分けることもあるけど、一緒に苦楽を共にしたようなシューズを使いたいという思いは強い」と明かした。
地元・金沢区出身の岩本さんは終始軽妙なトークで笑いを誘い、会場を和ませた。少年からフリーキックについて質問されると、「ルールが変わって従来よりも得点機会は増える。重要性が増すので、技を磨けば将来の年俸も跳ね上がるよ」と独特の表現で激励した。
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