港南台第一中学校1年の宮崎花漣さんがハワイ・マウイ島で11月9日、10日に開催されたフラコンペティション「フラ・オ・ナー・ケイキ」のフラ部門で2位入賞を果たした。宮崎さんはフラの本場・ハワイでの大会を振り返り、「練習の成果を出すことができた」と喜びを語った。
宮崎さんは今年6月、日本で初めて開催された予選大会で総合優勝し、マウイ島での本選への出場を決めた。マウイ島での同コンペは5歳から17歳が対象で、宮崎さんのほか、ハワイやロサンゼルスなどから8人が出場した。「カヒコ」(古典フラ)と「アウアナ」(現代フラ)の踊りの技術を競い、宮崎さんは表情豊かな踊りを披露して大会2位に入賞した。
ハワイ最後の女王が題材
宮崎さんは今回、アウアナでハワイ最後の女王・リリウオカラニについての曲を選定した。
日本での予選時からハワイの歴史や曲の意味について調べ、曲を理解するためにハワイ語の勉強にも力を入れ、本番に向けて準備を進めてきたという。「事前に勉強したことや女王の人柄などを考えながら踊ることができた」と宮崎さんは語る。
3歳から教室に
宮崎さんは母の洋子さんや叔母の原裕美子さんがフラを踊っていたことから、幼少期から踊りに親しみ、3歳から原さんが主宰する教室に通い始めた。日本国内の大会では優勝経験もある。
現在は大和市内の教室で原さんから指導を受けて練習に励んでいる。今後は「本場ハワイの大会で学んだことを教室の仲間と共有し、踊りを磨いていけたら」と話した。
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